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web漫画サイト「くらげバンチ」の連載「宇宙戦艦ティラミス」が好調な宮川サトシ先生。

彼は、デビューから話題作を生み出し続けているわけなんですが、どうやったらそんなに上手いこと行くものなんでしょうか。

超絶他力本願な私は、「なんかコツとかあったら教えてほしい」と常日頃から考えているのであります。


まあ、なかなかそんな機会はないよなと思っていたのですが…

あっさりインタビュー記事に載っていました。


 
「バクマン。」を彷彿とさせる漫画創作・ネームリレー
―作画を担当している伊藤亰先生とは、どんなやりとりを経て作品を完成させているんでしょう?
宮川:製作の手順としては、まず僕が書いた初期ネームを伊藤先生に転送して、それを伊藤先生が自分の絵で新たにネームに起こし、僕がそこへ赤ペン指定して、伊藤先生が作画を行って完成、というリレー方式です。
 
引用:chatterbox | 『宇宙戦艦ティラミス』原作者、宮川サトシ インタビュー! "宮川サトシの頭の中 ~ギャグ漫画は俺の聖域だ!!~"
私調査によると、マンガ家さんが原作をやる場合、こうしたパターンが多いようです。

「原作者ネーム→作画担当者ネーム→修正→作画」。

実際に大場つぐみ先生と小畑健先生のコンビも、この方式なのが明らかになっていますし、お互いのイメージを一致させるのに最も適した方法なのかも知れません。


漫画家、原作者はスグにメモ!「すべて3倍」法 
僕の漫画の師匠である、おおひなたごう先生から、「すべてを3倍にして描け」というやり方を教わりました。たとえば鼻くそをほじったら3倍の大きさの鼻くそが出てくるみたいな。コックピットの中で串カツを食べたら剥がれた衣が飛び散って大惨事の描写も3倍のアツさで描いてます(笑)。
 
引用:chatterbox | 『宇宙戦艦ティラミス』原作者、宮川サトシ インタビュー! "宮川サトシの頭の中 ~ギャグ漫画は俺の聖域だ!!~"

(笑)とかつけて、爽やかな感じで語ってますけど、サラっとすごいこと言ってませんか?

要するに、おおひなたごう先生の「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」の秘密でもあるわけじゃないですか。

おおひなた先生も、宮川先生も、『ギャグマンガを論理的に描く』タイプだと思うんですが、こんな秘密があったのですね…。ギャグ以外にも応用できる話ですし、とても参考になります。

「3倍」というのがまた絶妙で、『「2倍」で描くと、実際の表現は「1.5倍」くらいになっちゃう』んだと思うんですよ。真面目に考えれば考えるほど、自分の発想を縮めてしまうというか。

だから「すべてを3倍にする」ことで、「当初の発想の倍以上の表現を生む」のではないかなと。

全部「3倍」で考えるのは、かなりしんどい作業だと思うのですが、それくらいしないとお二人のようにはなれないということですね…。

まさに

徹底的にパクりたい手法

です。 


最後に

今回この方法を明かしている、宮川サトシ先生は「東京百鬼夜行」(@バンチ)でデビューした気鋭のギャグ作家。…と思いきや、自身の母ロスをマンガにした「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」を発表。『SEKAI NO OWARI』Fukase氏にツイートされるなど、大きな話題を集めています。現在、「宇宙戦艦ティラミス」を連載中。