低打率、低盗塁阻止率、でも誰よりも一生懸命…。

ベイスターズファンの中ではある種ネタ的に扱われながらも、早大で2年から正捕手を務めるなど、その経歴はエリート。

それが「細山田武史」さんです。

正捕手が固定できなかったチームにおいて、プロ1年目から88試合のマスクを被る活躍。今後の成長を期待されていたわけなんですが

2013年オフに戦力外
プロの世界、当然といえば当然なのかも知れませんが、いくら声を出そうがいくら一生懸命研究しようが、結果や数字も求められてしまうのでしょう。

私も結局は雑誌の売上げなどに左右される世界にいるのであって、まったく他人事ではありません。

でも、細山田さんは諦めませんでした。トライアウトを受験して、ホークスへ入団。

低空飛行ベイスターズ(私はそういうところも大好きですが)からの最強軍団ソフトバンクホークス入団。育成選手契約で、状況は厳しいとはいえ、栄転といっても差し支えないところです。

そして、ホークス2年目に支配下登録。1軍の試合に出場して、その年は見事に優勝。とてもいい「夢」だったのではないかと思います。

しかし、チームがCS、日本一に向かう中で、

二度目の戦力外
を受けてしまいました。 

ですが、誰かは必ず見ているものです。戦力外通告を受けたことが発表されると、社会人野球の名門「トヨタ自動車」からすぐに声がかかりました。先方の熱意もあって、間もなく合意したようです。

プロでなくても、「求められる場所で働くこと」を選択されたわけですが、素晴らしいことですよね。

マンガだって雑誌や媒体は幾多もありますが、自分に合っているところ、必要としているところをめぐりあえるかどうかで、作家人生が大きく変わると実感しています。

細山田さんも、これだけ様々な経験をしたわけですし、セカンドキャリアも野球にたずさわっていくのだろうなと思います。ご本人のお気持ちは別としても、周りがほっとかないというか。

月並みですが、改めて

努力することの大切さ

を学ばせてもらいました。


※参考文献:プロ野球を2度クビになった男がつかんだ宝