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ハリウッドの脚本術を学んだからといって、必ずしもヒットするような面白い脚本が書けるわけではありません。
メソッドを覚えるだけでそんなに上手くいくなら、誰だってヒットメーカーです。

とはいえ、ヒット作( 面白い作品)のほとんどは、このメソッドから大きく外れていることは少ないのです。
つまり、学んでいれば、「あまりにもつまらない作品」を書いてしまう可能性を低くできるんじゃないでしょうか。

シナリオの基本を勉強しておけば、後々になって応用できる技術になると考えられます。
長い前置きからの、ハリウッド式三幕構成に必須の「プロットポイント」についてです。

関連リンク:「ハリウッド式脚本術」にはヒットの秘密が眠っている


プロットポイントとは
ハリウッドのストーリーにおける三幕構成を紹介しましたが、三幕を綺麗に繋げて成立されるためには、転換点を設けなければなりません。その転換点が「プロットポイント」です。

プロットポイントは、第1幕(発端)と第2幕(中盤)のラストに加えられます。
なんのためかというと、 


ストーリーを前に進めるため

これに尽きます。つまり、プロットポイントは事件であり、出来事。ストーリーの流れを変える何かです。

主人公、もしくは主要人物の何らかのアクションによって、別の方向(次の幕)へ導く。そして、物語は解決たるラストに向かっていきます。


事件に遭いたくない…けど見たい!
実生活で事件に遭遇したい人なんていないでしょうが、映画やマンガを見る理由のひとつには、事件に遭う誰かを見たいという部分が確実にあります。自分の身に降りかかってほしくないような出来事、エピソードを主人公たちにぶつけるのがよいと思います。

事件の前には大抵伏線や前触れがありますが、できるだけ示唆した内容以外の出来事を起こしたいものです。読者が思ったとおりの事件を起こしても、それは事件ではありません。期待を裏切るような


ハッとする事件を起こして、アッと驚く方法で解決する


これがストーリー上の正しい事件の形ではないでしょうか。



 






SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術
ブレイク・スナイダー
フィルムアート社
2010-10-22