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どうも衣鳩久哉(@denshovato)です。

「クレヨンしんちゃん」のアニメが始まったのは、私が幼稚園~小学生のとき。
さすがにアニメをずっと見ているわけではないのですが、映画は、ほぼ全部観ています。 
(ヤキニクロードを見た記憶がないから、ほぼと表現)

で、久々に名作と名高い3作を観たので、ここに記録しておこうかなと思います。 

「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」感想

近年の作品で最も高評価を受けている作品。
脚本中島かずきさんですから、そりゃ外れないだろうと思いますが…
やはりさすがの内容でした。

今回の主人公は、しんちゃんなようで完全に野原ひろし。
「父の復権」というテーマのあるなかで、「親父がいかにかっこいいか」「子どもたちよ、父のすごさを知れ」というメッセージを、スクリーンからバシバシ送ってきます。 

そして、「ロボとーちゃん」の設定の妙。
ロボと人間の対比や、ロボとーちゃんの心の揺れ動きが、丁寧に描かれています。
ロボとーちゃんの家族への思い、くわえて、ロボならではの子どもが喜ぶギャグシーン。
この設定が打ち出せた時点で、成功が決まっていたのかもしれません。

また、この作品のキモは女としてのみさえだと考えています。 
これまで一貫して「かーちゃん」の面から描かれたみさえですが、
ロボとーちゃんと接することで女の面が出てきています。
ロボとーちゃん、とーちゃん、かーちゃん、それぞれの想いの詰まった「腕相撲シーン」は
涙なしでは見られません!


「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」感想

完全に大人向けに振り切って作り、狙い通り高評価を得た作品。
さきに言ってしまうと、私自身に「古きよき昭和」のイメージが残っていないので、
多くの感動している人々よりは、温度が低いことをお詫びしておきます。 

で、この作品は見えざる敵との対決になるわけですね。
ケンでもチャコでもなく、70年代ごろの懐かしさが敵。

ひろしが自分の足の臭いを嗅いで現実に戻ろうとするシーンが、印象に残るシーン。
ノスタルジーとともに、ひろしの生きた時間を観客も共有できるという素晴らしい描写。
ラストのしんのすけの疾走も名シーンですが、やはり普通のサラリーマンであるひろしが、「それでも未来を生きる」ということを体現してるとこが見せ場でしょう。


「クレヨンしんちゃん アッパレ!戦国大合戦」感想

後に草なぎ剛さん主演で実写化もされた作品。
野原一家のタイムスリップというSFを描きながらも、合戦や戦国時代の暮らしを丁寧に(恐らく忠実に)描いていることで、 SF部分も本当にあるのではと思わせます。
もちろん、青空侍と姫の悲恋も。 

本編がギャグアニメにもかかわらず、「人が死ぬ」ことを描写したのも、英断だったんじゃないでしょうか。
しんのすけという存在が、ある意味ベタともとれる悲恋をすばらしいエピソードにしましたし、これがあったから、ただのハッピーエンドで終わらずに、感動的な作品になったのでしょう。

 

最後に

こんだけ買いておきながら、「雲黒斎の野望」と「暗黒タマタマ大追跡」が好きです。笑
ちなみに全部アマゾンビデオで観られます。すごい。